連続公開講座 第43回社会福祉のフロンティア「スイスからみた日本の学校の就職支援体制-学校から仕事への移行と若者の非正規雇用化」
INFORMATION
学校から仕事への移行は、職業生活の出発点として若者の人生にとって大きな転機である。ヨーロッパでは1970年代から移行期の若者の就職難、非正規化が社会問題となっていた。日本でもバブル経済崩壊後の1990年代に「就職氷河期」といわれる移行期の就職難が顕在化し、現在に至っている。この問題について、スイスの若者の職業教育?職業指導を研究してきたインドルフ氏に、日本とスイスを比較しつつ、その問題の構造と、学校および政府がとりうる就職支援政策について論じていただく。使用言語:英語(逐次通訳あり)
講師
スイス?ベルン大学?社会学研究所 特任准教授
クリスチャン?インドルフ 氏
主な主著は、Imdorf,C.,Hegna,K.,&Reisel,L.(eds.)(2015).‘Gender segregation in vocational education’.Comparative Social Research 31.Bingley:Emerald Group Publishing.Imdorf,C.,&Hupka-Brunner,S.(2015).‘Gender differences at labour market entry in Switzerland’.In Blossfeld,H.-P.,Skopek,J.,Triventi,M.,&Buchholz,S.(eds.), Gender Differences at Labor Market Entry:The Effect of Changing Educational Pathways and Institutional Structures.Cheltenham:Edward Elgar Publishing,260-279.
Imdorf,C.,Sacchi,S.,Wohlgemuth,K.,Cortesi,S.,&Schoch,A.(2014).‘How cantonal education systems in Switzerland promote gender-typical school-to-work transitions’. Swiss Journal of Sociology 40(2),551-572.そのほか多数。
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対象者
※申込不要、入場無料